桜の開花予想は、気温の累積値によっておこないます。
丹波篠山では、篠山城跡大手門口右にある標本木(基準木)によって開花を判断しますが、2月から最高気温の累積が600度、あるいは平均気温の累積が、300度に達すると開花に至るようです。これは当サイトで過去の記録をもとに確認し、予測したものです。

これまでは前月までの日別データをもとに累積グラフを表示し、実際の開花と合致するかを確認するだけのものでしたが、データがない部分については直近5年間の平均値を使い、開花予想のためのシステムにしました。
当月については、月間データが未整備のため、毎日追加する日々データを活用して、前日までのデータを組み込みました。これによりリアルタイムな予想が可能となりました。
過去の年では、予想日と実績日を比較検証できるようにしました。

桜の開花日予想には、2月1日以降の最高気温の合計が600℃に達すると開花するという「600℃の法則」があり、誤差3日程度で開花時期を簡易的に計算できる経験則です。平均気温を積み上げる「400℃の法則」がありますが、篠山では300℃の法則といえます。

✅例えば2025年は実際の開花日は4月3日でしたが、最高気温の600度到達は4月1日、平均気温の300度到達は4月4日でした。下のグラフを使って、確認してみてください。
🌸桜開花予想&実績の検証システム

ウェザーニュースによると「2010年以降のさくらの開花日をあてはめてみると、誤差は3日程度におさまっている年が多く」とされています。

篠山でも「実証 篠山城跡の桜の開花日を法則に照らし合わせて見る」のページを見ると、誤差はほぼ3日程度と同様の傾向が見られます。

ただ、ウェザーニュースによると東京で大きく外れた年もありました。典型的なのが2024年です。
2月中頃に季節外れの暖かさの日が多かったものの、2月下旬〜3月にかけては平年よりも寒い日が多くなりました。この結果、実際に桜が開花したのは「400℃の法則の9日後」「600℃の法則の11日後」となってしまいました と。

2024年篠山ではどうであったのか。グラフで見てみましょう。
2024年 実績: 開花日: 4/1 600度到達の日は3/30で誤差の範囲に収まっていました。

2024年東京では開花直前が非常に寒かったため、法則が外れました。

開花目前の時期が寒い場合には当たりにくいということがわかります。篠山では1週間東京よりも遅く、時期がずれたことにより、開花前には、通常の気温に戻っていたためですね。
コメント
2026年3月12日現在で3月26日となっています。最近5年間の平均値で明日以降の気温を推計していますが、ここ最近は3月11日から1週間ほどあたたかい日が続き、グラフも高く示していますが、今年は平年並みに推移していて、開花予想が、徐々に後ろに行く可能性があります。さてこれから10日ほどの温度に注目です。